香川・うどん巡りで失敗しない!行列店をスルーして朝から食べる穴場ルート

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「せっかく香川に来たんだから、有名店に行かないと損!」

そう思ってガイドブックの1ページ目にある店に行き、3時間待ちの行列を見て絶望した経験はありませんか?

限られた旅行時間の中で、行列に並ぶ時間は正直「無駄」です。

実は、地元のうどん通は観光客が並ぶ有名店を避け、「味は超一流なのに、回転が早くて並ばない店」で優雅に朝うどんを楽しんでいます。

この記事では、年間300杯以上のうどんをすするマニアの視点で、タイムパフォーマンス(タイパ)重視の「失敗しない香川うどん巡り」の最適解を提案します。

行列を横目に、本当に美味しい「地元の味」を効率よく制覇しましょう。


香川・うどん巡りの新常識!行列に並ぶ時間を捨てる「朝うどん」

香川県のうどん文化を語る上で絶対に外せないのが「朝うどん」です。

多くの観光客が昼のピークタイム(11:00〜13:00)に集中するのに対し、地元民は仕事前の朝6時〜9時にうどんを摂取します。ここが最大の狙い目です。

有名店の「3時間待ち」は旅行の質を下げる最大の罠

テレビや雑誌で紹介される「山越うどん」や「谷川米穀店」などは、確かに絶品ですが、連休中にはディズニーランド並みの待ち時間が発生します。

往復の移動時間と待ち時間を合わせると、うどん1杯のために半日を費やすことになりかねません。

1泊2日の旅行で食べられるうどんの数は、胃袋の限界を考慮するとせいぜい5〜6杯。

その貴重な枠を「待ち時間」で消費するのは、タイパの観点から見て最悪の選択です。

特に2026年現在は、インバウンド需要の回復もあり、メジャーな観光地の混雑はさらに激化しています。

賢い旅行者は「有名店」というブランドを捨て、「地元民の生活動線にある店」を選びます。

そこには、観光用ではない、毎日食べても飽きない本物の出汁と麺が待っています。

朝6時から営業!「早起き」こそが最強のファストパス

香川のうどん巡りを成功させる唯一のルールは、「朝6時に1軒目に行くこと」です。

多くの製麺所系セルフ店は早朝から営業しており、この時間帯なら並ばずに揚げたての天ぷらと茹でたての麺にありつけます。

時間帯混雑度客層おすすめ度
06:00 – 08:00空いている地元民、出勤前の会社員★★★★★
09:00 – 10:30やや混む遅めの朝食組、観光客★★★★
11:00 – 13:30激混み観光客のピーク
14:00 – 麺切れ終了(開いている店が少ない)★★

このように、勝負は午前中です。

ホテルで優雅に朝食バイキングを食べている場合ではありません。

素泊まりプランで予約し、レンタカーで朝焼けの中を走り出すのが、香川うどんの「勝ち組」ルートなのです。

西香川エリアのうどん名店!「がもう」の行列を横目に狙う穴場

うどん激戦区である西讃(坂出・丸亀・綾川)エリア。

伝説の名店「がもううどん」は聖地ですが、土曜の朝などは大行列必至です。ここでは同等以上のクオリティを持ちながら、比較的スムーズに入れる実力店を紹介します。

「純手打うどん よしや」(丸亀)で機械を使わない本物のコシを体験

丸亀市にある「よしや」は、現代では珍しくなった「完全手打ち・手切り」にこだわる名店です。

機械を使わないため、麺の太さに絶妙なバラつきがあり、それが独特の「ねじれ」と「食感」を生み出します。

  • おすすめメニュー: ひやあつ(冷たい麺+温かい出汁)、ちくわ天
  • 攻略ポイント: 朝7時から営業しています。人気店ですが、セルフ方式で回転が恐ろしく早いため、行列ができていても15分ほどで実食できます。

ここの出汁は「いりこ(煮干し)」の風味がガツンと効いた、香川ならではの透き通った黄金スープ。

一口飲むと、身体の細胞が目覚めるような感覚に陥ります。

機械化が進む中で、店主の技術だけで勝負するこの店こそ、わざわざ足を運ぶ価値がある「真の名店」です。

「田村うどん」(綾川)で昭和の空気と醤油うどんを啜る

綾川町ののどかな風景の中にポツンとある「田村うどん」

看板も小さく、一見するとただの民家か倉庫に見えますが、こここそがマニア垂涎の「製麺所スタイル」の最高峰です。

  • おすすめメニュー: うどん(小)に醤油を回しかけるだけ
  • 攻略ポイント: メニューはうどんの大小のみ。自分で丼を受け取り、麺を湯がいて、好みの薬味と醤油で食べる完全セルフです。

ここの魅力は、何と言っても麺の力強さ。

表面は滑らかですが、噛むと押し返してくるような弾力があります。

出汁もありますが、まずは醤油だけで麺の味をダイレクトに感じてください。

観光地化された店にはない、常連客とおばちゃんたちのドライかつ温かいやり取りも、旅の良いスパイスになります。

高松市内の香川うどん!回転率最強のセルフ店で「ひやあつ」を食す

高松市内はビジネス街ですが、ここにも県庁職員やサラリーマンの胃袋を支える「超・高速回転」の店が点在しています。

移動の合間にサクッと食べるなら、このエリアが最強です。

「さか枝(さかえだ)」(高松・県庁裏)は地元民の社員食堂

高松市内で「朝うどん」といえば、間違いなく名前が挙がるのが「さか枝」です。

県庁の裏手にあり、朝のピーク時には出勤前のスーツ姿の人々でごった返しますが、心配は無用です。

  • 驚異の回転率: 50人の行列でも、食べるまでの待ち時間は10分程度。客側もプロなので、注文から退店までの動きに一切の無駄がありません。
  • タンクから注ぐ出汁: 蛇口のようなタンクから自分で出汁を注ぐスタイルは、アトラクションとしても楽しめます。

おすすめは天ぷらです。

常時数十種類が山積みにされており、特に「小エビのかき揚げ」や「半熟卵天」は絶品。

一杯300円〜400円程度でこの満足感が得られるのは、香川県民だけの特権と言えるでしょう。

「手打十段 うどんバカ一代」ではなく「松下製麺所」を選ぶ理由

「うどんバカ一代」の釜バターうどんは超有名ですが、近年は観光客で行列が凄まじく、1時間待ちはザラです。

そこで提案したいのが、近くにある「松下製麺所」です。

ここは「孤独のグルメ」にも登場した名店ですが、あくまで製麺所がメインであり、店内で食べるスタイルは非常に簡素。

それゆえに回転が早く、純粋に麺と出汁を楽しむことに集中できます。

  • ちゃんぽん食い: うどんと中華麺を一緒に丼に入れる「ちゃんぽん」ができるのもこの店の特徴。
  • サラサラの出汁: 飲み干せるほど優しい味わいの出汁は、二日酔いの朝にも最適です。

「並んで写真を撮る」ことよりも「熱々のうどんを啜る」ことを優先するなら、迷わず松下製麺所へ向かってください。

香川・うどん旅を失敗させない!レンタカーと「小」サイズの鉄則

最後に、うどん巡りをスポーツのように楽しむための「ロジスティクス(戦略)」をお伝えします。

店選びと同じくらい、移動手段と胃袋の管理が重要です。

公共交通機関は捨てる!レンタカーこそが唯一の正解

香川県は日本一面積が小さい県ですが、うどんの名店は公共交通機関ではアクセス困難な場所に点在しています。

「電車とバスで回ろう」というのは、正直無謀です。

  • 時間のロス: バスの本数は1時間に1本以下ということもザラです。
  • 機動力: 「あ、この店混んでるから次行こう」という柔軟な変更ができるのは車だけです。

高松空港や高松駅周辺でレンタカーを借り、Googleマップに行きたい店をすべて保存してルートを組みましょう。

ただし、お昼時の有名店周辺は駐車場待ちが発生することもあるので、やはり午前中の早い時間が勝負です。

注文はすべて「小(1玉)」!ハシゴの鉄則を守れ

うどん巡りの最大の失敗は、1軒目で美味いからといって「大(3玉)」や天ぷらを3つも食べてしまうことです。

香川のうどんの「小」は、他県の1人前(約200g〜250g)に相当します。

  • 1軒目: かけうどん(小)+天ぷら1個
  • 2軒目: 醤油うどん(小)
  • 3軒目: 釜玉うどん(小)

このように、常に「小」を頼み続けることが、3軒以上回るための必須条件です。

「もっと食べたいな」と思うくらいで店を出るのが、次の店を美味しく迎えるコツです。

また、多くのセルフ店は「現金のみ」ですので、千円札と小銭を大量に用意しておくことも忘れないでください。


まとめ

香川・うどん巡りで「失敗しない」ための新常識と、具体的な穴場ルートを解説しました。

  • 朝6時スタート:有名店の行列を避け、地元民と同じ時間に動くのが最強のタイパ術。
  • よしや(丸亀):完全手打ちの不揃い麺を、朝の澄んだ空気の中で楽しむ。
  • 田村(綾川):製麺所スタイルの極み。醤油だけで麺の旨味をダイレクトに感じる。
  • さか枝(高松):驚異の回転率とセルフ出汁タンクで、地元の日常に溶け込む。
  • レンタカー&「小」注文:機動力を確保し、胃袋のキャパシティを管理する。

行列に並んでスマホを見る時間は、香川旅行には必要ありません。

この記事を参考に、次はあなたが「並ばずに最高の一杯」を手に入れてください。

さあ、次の休みは香川へ、究極の朝ごはんを食べに行きましょう!

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