「せっかくの離島旅行、人混みは絶対に避けたい」
「ガイドブックに載っていない、本当に綺麗な青い海が見たい」
そう思って検索しても、出てくるのは有名な観光地ばかりでうんざりしていませんか?
実は、世界遺産登録で注目を浴びる長崎・五島列島にも、まだ知られていない「空白地帯」が存在します。2026年、ここを狙わない手はありません。
この記事では、現地を徹底リサーチした結果見つけた「教会と青い海を独占できる秘境ビーチ」と「隠れ家宿」を厳選して5つ紹介します。誰にも教えたくない絶景、あなただけにこっそり教えますね。
長崎・五島列島へ行くなら今!2026年のトレンドと移動のコツ
五島列島が今、旅好きの間で熱狂的な支持を集めているのには明確な理由があります。それは「圧倒的な非日常感」と「アクセスの改善」のバランスが絶妙だからです。
2026年は、世界遺産ブームが一旦落ち着き、本当の五島の魅力を知る「通」な旅ができる絶好のチャンスイヤーと言えます。まずは、失敗しないための基本戦略を押さえておきましょう。
船旅か飛行機か?五島列島への「賢い」アクセス戦略
結論から言うと、時間は「飛行機」、情緒とコスパは「フェリー」で使い分けるのが正解です。
福岡や長崎からのアクセスが一般的ですが、多くの人が悩みます。それぞれのメリットを比較してみましょう。
| 手段 | ルート | 所要時間 | 特徴 | おすすめな人 |
| 飛行機 | 福岡/長崎→福江 | 約30〜40分 | 最速・快適 | タイパ重視・1泊2日 |
| ジェットフォイル | 長崎→福江/奈良尾 | 約1時間半 | 揺れ少・速い | 船酔い心配・長崎観光セット |
| フェリー | 長崎/博多→五島各地 | 約3〜8時間 | 安い・旅情 | 節約派・夜行で朝到着 |
特に注目すべきは、長崎港からの「ジェットフォイル」です。海の上を飛ぶように走るため揺れが少なく、移動中も快適に過ごせます。
一方で、博多港を深夜に出発する「フェリー太古」も根強い人気があります。早朝に五島に到着するため、到着初日からフルに遊べるのが最大のメリット。2026年の旅行スタイルに合わせて、移動手段自体もエンターテイメントとして楽しんでください。
島内移動はレンタカー一択!予約争奪戦に勝つ方法
五島列島での移動手段について、迷いは不要です。必ずレンタカーを手配してください。
バスやタクシーもありますが、本数が極端に少なく、今回紹介するような「秘境」へは辿り着けません。「行きたい場所へ、好きなタイミングで移動する」ためには車が必須です。
【レンタカー予約の鉄則】
- 3ヶ月前予約: ゴールデンウィークや夏休みは、宿よりも先に車が埋まります。
- 軽自動車推奨: 五島の道は狭く、集落の中は入り組んでいます。小回りの利く軽自動車が最強です。
- 電気自動車(EV): 五島はEV普及が進んでいます。充電スポットも多いため、ガソリン代節約の選択肢としてアリです。
「車がないと詰む」と言っても過言ではありません。旅の日程が決まった瞬間、まずは車の確保から動くのが、五島旅成功のカギです。
【秘境ビーチ】長崎・五島列島の「教会×青」を独り占めするスポット
五島の海は「五島ブルー」と称されるほど美しいですが、有名な「高浜海水浴場」などは夏場、どうしても人が集まります。
ここで紹介するのは、あえてガイドブックの小さな扱いを拾った、「教会の尖塔と海のコントラスト」が静かに楽しめる場所です。
1. 小串湾(福江島):マリア像が見守る静寂の入り江
福江島の北西部に位置する小串湾(こぐしわん)は、まさに「隠れ家」と呼ぶにふさわしいスポットです。
ここは海水浴場として派手に整備されているわけではありません。だからこそ、観光客の姿がほとんどなく、波の音だけが響く神聖な空間が保たれています。
【ここが凄い!推しポイント】
- 希望の聖母像: 入江を見下ろすように立つ白いマリア像が印象的。海に向かって祈りを捧げる姿と、透き通った青い海のコントラストは息をのむ美しさです。
- 天然のプール: 湾になっているため波が非常に穏やか。水面が鏡のように空を映し出します。
- 夕陽の名所: 西向きの海岸線にあるため、夕暮れ時は空と海がオレンジから紫へのグラデーションに染まります。
「泳ぐ」というよりは、「世界観に浸る」ためのビーチ。お気に入りの椅子を持って行き、ただ海とマリア像を眺めて過ごす。そんな贅沢な時間の使い方ができる場所です。
2. ハマンクリ(中通島):地元民しか知らない白砂の楽園
上五島(中通島)には有名な「蛤浜(はまぐりはま)」がありますが、その近くにひっそりと存在する通称「ハマンクリ」をご存知でしょうか?
ここは、正式な名称として地図に載っていないことも多い、知る人ぞ知るビーチです。蛤浜の混雑を避け、プライベートビーチ感を味わいたいならこちらへ向かってください。
【ハマンクリ攻略法】
- アクセス: 蛤浜海水浴場からさらに奥へ進んだ先にあります。看板も小さいので見落とし注意。
- 水質: 驚異的な透明度を誇ります。膝下まで浸かるだけで、熱帯魚が泳いでいるのが目視できるレベルです。
- 遠浅: 遠浅の砂浜が続くため、潮が引くと広大なサンドバー(砂の道)が現れることも。
近くには冷水教会もあり、ビーチ遊びの後に教会の見学(外観)も可能。木造の温かみのある教会と、真っ白な砂浜のセットは、五島ならではの風景です。コンビニなどは近くにないので、飲み物と軽食は事前に確保してから向かいましょう。
【教会巡り】2026年に訪れるべき「海に映る祈りの場」
長崎・五島列島といえば教会群ですが、ただスタンプラリーのように回るのはもったいない。
ここでは、「海との構図」が特に美しく、かつ観光バスが入りにくい穴場の教会スポットを紹介します。
3. 水ノ浦教会(福江島):白亜の壁と青空のコントラスト
福江島の北部に位置する水ノ浦教会は、日本最大級の木造教会として知られていますが、その真価は「海からの風」を感じながら眺める瞬間にあります。
真っ白な外壁が、強烈な五島の青空と海に映え、まるで地中海のリゾート地にいるかのような錯覚を覚えます。
【撮影と見学のコツ】
- 裏手の丘: 教会の裏手にある「水ノ浦ルルド」へ登ってください。ここからは、教会の鐘楼越しに青い海を一望できます。このアングルこそが、ポスターにはない絶景です。
- 夕景: 夕方、教会堂のシルエットが夕陽に浮かび上がる時間帯も幻想的。堂内のステンドグラスから漏れる光を見るなら、ミサの時間を避けて静かに訪れましょう。
- 歴史: 禁教時代の弾圧を乗り越えた歴史的背景を知ってから訪れると、白亜の美しさがより感慨深く感じられます。
広い駐車場がありますが、大型バスはあまり来ません。静かに建物を一周し、海風を感じながらベンチで一休みする。そんなゆったりとした滞在が似合います。
4. 江上天主堂(奈留島):森と海に抱かれた世界遺産
奈留島(なるしま)にある江上天主堂は、世界遺産構成資産の一つですが、アクセスのハードルが高いため、実は穴場的な静けさを保っています。
福江島からさらに船で移動する必要がありますが、その手間をかける価値は120%あります。森の中にひっそりと佇むクリーム色の教会は、童話の世界に迷い込んだようです。
【2026年に行くべき理由】
- 保存状態: 木造の高床式という珍しい建築様式。湿気を防ぐための工夫が、独自の美しさを生んでいます。
- アプローチ: 教会へ続く小道は緑に囲まれていますが、振り返るとすぐそこは海。この「森と海の境界線」に建っていることが奇跡的です。
- 予約必須: 内部見学は完全予約制かつ人数制限があります。つまり、予約さえ取れれば、混雑とは無縁の空間が約束されます。
奈留島はレンタカーの台数も限られています。福江島からの日帰りも可能ですが、船の時間に合わせて計画的に動く必要があります。「辿り着いた人だけが見られる景色」が、ここにあります。
【隠れ家宿】五島の夜をアップデートする極上ステイ
「寝るだけだからビジネスホテルでいい」なんて言わないでください。五島の夜は、満点の星空と波音を楽しむための時間です。
大型リゾートホテルではなく、プライベート感を重視した、1日数組限定の宿を紹介します。
5. 五島リトリート ray(福江島):全室露天風呂付きの聖域
もし予算が許すなら、迷わず「五島リトリート ray」を選んでください。ここは単なるホテルではなく、五島の自然と一体化するための「装置」です。
福江島の鬼岳(おにだけ)の麓、鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸を見下ろすロケーションに建ち、視界を遮るものは何もありません。
【独占ポイント】
- 全室オーシャンビュー&露天風呂: 部屋のテラスにある露天風呂に浸かりながら、刻々と色を変える海を眺める。これ以上の贅沢はありません。
- デザイン: 有名建築家・橋本夕紀夫氏によるデザインは、モダンでありながら五島の土着的な力強さを感じさせます。「祈り」をテーマにした空間は、静寂そのもの。
- 食事: 五島の食材をふんだんに使った「光の和食」。器から盛り付けまで、アートのような料理が楽しめます。
テレビをつけず、スマホも置いて、ただ波音と星空に包まれるデジタルデトックス。2026年の自分へのご褒美として、これ以上の選択肢はないでしょう。
番外編:Nordisk Village Goto Islands(福江島):廃校×グランピング
「もっと自然を感じたい、でもテント泊は大変」という方には、北欧のアウトドアブランド・ノルディスクが手掛けるグランピング施設がおすすめです。
廃校になった小学校をリノベーションしており、どこか懐かしい雰囲気と、洗練された北欧デザインが融合しています。
【おすすめポイント】
- 手ぶらでキャンプ: テント内にはベッドや家具が完備。ホテルの快適さとキャンプの開放感をいいとこ取りできます。
- コミュニティ: 焚き火を囲んで他の旅行者と語らうもよし、校舎内のライブラリーで静かに本を読むもよし。自由な過ごし方が許されています。
- 星空: 周囲に明かりが少ないため、晴れた日の夜は天然のプラネタリウム状態。流れ星も見つけ放題です。
カップルや友人グループはもちろん、一人旅でも温かく迎え入れてくれる空気感があります。「高級ホテル」とは違う、五島の風土を肌で感じる宿泊体験が待っています。
まとめ:2026年の五島旅は「何もしない贅沢」を
長崎・五島列島の旅、いかがでしたか?
最後に、今回紹介したポイントを振り返ります。
- 移動: 長崎港からのジェットフォイルが快適。島内はレンタカー必須(要事前予約)。
- ビーチ: 「小串湾」や「ハマンクリ」で、人混みを避けて青い海を独占する。
- 教会: 「水ノ浦教会」の裏手や、奈留島の「江上天主堂」で、風景としての祈りの場を撮る。
- 宿泊: 「五島リトリート ray」か「Nordisk Village」で、波音と星空と共に眠る。
2026年の五島列島旅行で最も大切なのは、「予定を詰め込みすぎないこと」です。
美しい景色に出会ったら、そこで1時間ぼーっとする。そんな余白のある旅こそが、五島列島の本当の楽しみ方です。
さあ、次は航空券と宿の空き状況をチェックしてみてください。
あなただけの「青」が、五島で待っています。